A. ナットウキナーゼの効果を期待するなら夜食べるのがおすすめですが、朝に食べても体にいいことたくさんありますよ!
納豆は夜食べるのが良い?
「納豆は夜に食べるのが良い」という話を耳にしたことがありませんか?
朝食の定番の納豆が、夜に食べる方が体に良いなんて少し意外ですよね。
実際に納豆に含まれる栄養成分や働きから「夜がおすすめ」と言われる理由はいくつかありますが、結論から言えば、朝でも夜でも結局どちらの時間に食べても体にいい食品です(^^)
夜に納豆を食べるメリット
納豆を夜に食べると良いと言われる理由の一つが、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という酵素にあります。
この酵素は血液中の血栓を溶かす働きをサポートするので、 睡眠中に血流をスムーズに保つ効果があると言われています。睡眠中は体を動かさない、水分補給ができないなどの理由から日中に比べて血液が滞りやすくなります。
そのため「夜に納豆を食べると、寝ている間にナットウキナーゼが働いてくれるから体に良い」と言われているのです。
血糖値が高めの方は動脈硬化のリスクが上がりやすいので、血液の流れを良くすることはとても大切です。
また、夜ご飯でごはんや麺類など糖質を摂る方も多いため、納豆の食物繊維や大豆たんぱく質が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるというメリットもあります。
朝に納豆を食べるメリット
一方で、納豆を朝食に取り入れるのもかなりおすすめなんです!
納豆に含まれる大豆たんぱく質は腹持ちが良く、血糖値を安定させやすい効果が期待できます。
また、納豆はごはんにかけるだけで手軽に食べられるので、 朝の時短メニューとして続けやすい という実用的なメリットもあります。
さらに、納豆に含まれる食物繊維や大豆たんぱく質が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるので、日中の血糖値スパイク(急上昇)を抑える働きが期待できます。
1日のスタートの食事で良質のタンパク質と食物繊維が摂れるのは、血糖値の安定にとても重要です。
血糖値が気になる方におすすめの納豆の食べ方
納豆を食べるときに意識してほしいポイントをまとめました(^o^)/
- ごはんを食べすぎない 納豆ごはんはおいしいですが、食べすぎては本末転倒なのでほどほどに。
- 野菜や海藻と組み合わせる キャベツの千切りやオクラ、めかぶ、卵などを加えるとさらに血糖値コントロールに効果あり。
- 夜は軽めに 寝る前に糖質を摂りすぎると血糖値が高いまま眠ることになりやすいため、主食は控えめにして納豆などのタンパク質食品や野菜中心の食事にしましょう。
結局は朝でも夜でもOK、自分に合った習慣で
納豆は朝に食べても夜に食べてもそれぞれメリットがあるので、自分の生活リズムに合わせて食べるタイミングを選んでOKなのです。
血糖値が気になる方にとって大切なのは、「食べる時間帯」よりも「どう組み合わせて、どれくらいの量を食べるか」です。
毎日の食事の中に納豆を取り入れて、バランスよく食事をしていくことが何より大切です。
まとめ
納豆は夜に食べると、睡眠中に滞りやすい血流をスムーズに保ったり、夜に血糖値が上がりすぎるのを防ぐ働きがあります。一方で、朝に取り入れると日中の血糖値を安定させたり、満腹感を得やすくしたりする効果が期待できます。血糖値が気になる方は、ごはんの量を調整しつつ野菜や海藻などと一緒に食べることで、摂取する食物繊維量が増えてさらに効果が高まります。納豆は朝でも夜でもそれぞれに食べるメリットがあり、自分のライフスタイルに合わせて取り入れるといいと思います(^o^)/
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