A. 朝バナナは食べ方次第!ポイントは何と組み合わせるかです(^^)
バナナの栄養と糖質量
バナナ1本(中サイズ)には約90kcal、糖質は約20g 含まれています。糖質量だけを見ると、ごはん茶碗半分程度に相当します。
さらに、カリウムやビタミンB群、食物繊維(特に水溶性食物繊維)も含まれており、エネルギー補給やむくみ予防、腸内環境の改善効果が期待できます。
ただし、血糖値の上昇スピード(GI値)は比較的高めのため、空腹時に単品で食べると急激な血糖値の上昇につながりやすくなります。
バナナを単品で食べるのはNG?
朝の時間帯は体がエネルギーを欲しているため、バナナを単品で食べるとすぐエネルギーに変わります。
すぐエネルギーに変わる→血糖値が急上昇する→インスリンが大量に分泌される→その後の血糖値の低下を招きやすいという一連の流れが体の中で起きます。
絶対に避けたいのはこの血糖値の“乱高下”です。血糖値スパイクとも呼ばれ、動脈硬化が進行することがわかっています。そのため、朝にバナナを単体で食べるのはおすすめできません。
理想的な朝バナナの食べ方
ポイントは「糖質単体にならないように組み合わせる」こと!
具体的には、タンパク質や脂質、食物繊維を一緒にとることで、血糖値の上昇をゆるやかにできます。
そねまるおすすめの組み合わせです(^o^)/
- 無糖ヨーグルト+バナナ 発酵食品で腸内環境も整い、乳製品に含まれるタンパク質と脂質が血糖値の急上昇を防いでくれる。
- 豆乳1パック+バナナ 植物性タンパク質と大豆イソフラボンを補えて腹持ちも◎。
- オートミール+牛乳+バナナ 水溶性食物繊維が多いオートミールで腹持ちも良く、血糖値安定につながる。
- ナッツ+バナナ アーモンドやくるみ、ピーナッツなどをバナナの前に先に食べておくと、良質な脂質が血糖値の急上昇を防いでくれる。
- チーズ+バナナ チーズは低糖質でカルシウムとタンパク質が補える。塩気があるのでバナナの甘みが引き立って相性良し。
さらに欲を言えばバナナの前に先に上記の食品を食べておくと最も効果的です。少し時間差をつけることで血糖値の上昇がゆっくりになります。
まとめ
バナナは決して「血糖値に悪い食べ物」ではなく、手軽にエネルギーや栄養をとれる便利な果物です。
大切なのは、食べるタイミングと組み合わせです。
- 空腹時に単品で食べるより、ヨーグルトや牛乳、豆乳、ナッツなどと一緒に
- 食事の最初に野菜を食べてから、デザート的にバナナを添える
- 朝ごはんの主食(ごはんやパン)の代わりとして取り入れる
バナナ単品で食べるのではなく、タンパク質や脂質、食物繊維と組み合わせることがポイントになります。
ちょっとした工夫で朝の血糖値の上がり方が全然違ってきます。是非実践してみてくださいね☆
コメント