Q. ご飯は白米より玄米にした方がいいですか?

食事

A. 好きな方を選んで食べて下さい。結局は、毎日続けることが大切なのです。


一般的に玄米は白米よりも食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含んでいるので、血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できます。

例えばご飯茶碗一杯(150g)あたりの食物繊維量は、白米で約0.5g、玄米で約2.1gです。

そのため、白米を玄米に変えると約1.5g多く食物繊維を摂取できることになります。

これはトマト1個分、キャベツ150g、きゅうり1本分くらいに相当する繊維量になります。

また、玄米は噛みごたえがある分食べ過ぎを防ぐ効果や、満腹感が得やすいといったメリットもあります。

白米か玄米か単純に比較すると玄米の方が血糖値対策にはいいのですが、やっぱり継続できないと意味がないのです。健康に良さそうだからと無理に玄米に変えても食感や味が合わなかったり、家族と一緒に食べるので自分だけ玄米を食べるのは難しい、など理由が出てくると思います。

血糖コントロールは一時的なものではなく長く続けることが大切なので、「好きな方を食べて継続」なのです。

もし玄米に興味があれば、白米と混ぜて炊いてみるのもおすすめです。割合を半分ずつにしたり、混ぜる量を少量から始めると食べやすいですよ。

逆に白米が好きなら、その分野菜や海藻、きのこ類など食物繊維の豊富な食品をたくさん食べて補えばいいのです。

ご自身の体調やライフスタイルに合う方を選び、「無理なく続けられる食事」を心がけることが血糖値コントロールには一番の近道なのです。

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